室温と病気の関係

2020.1.29

今の家は断熱材が良くなり高気密なので、暖かい家であると思われがちですが、実際はどうなのかご存知ですか。実は、暖房を消した真夜中や朝方は非常に寒いのです。室温は2度〜5度程度。10度以上は少ない方です。そういった家づくりは人の体にどんな影響を及ぼすのでしょうか。

 

寒い家は体にどんな影響があるの?

寒いと体はどんな反応するのでしょう。例えば、10度下がると、血圧が8上がると言われています。夜中や朝方に布団から出た場合、眠っている時の布団の中の温度は、32度と言われているので、室温との温度差が25度くらいになることも。血管が収縮し、血圧が20くらい上がると言われています。弱い血管が破裂する、あるいは血管が詰まり、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす可能性、いわゆるヒートショックが起こりやすくなるのです。

適切な室温の家を作ると

室温が1度上がると脳年齢が2歳若返るというデータがあります。単純計算で、5度上がれば10歳若返る、それくらいの差があるわけです。世界的な基準として、16度以下の室温だと健康に悪影響を及ぼすと言われています。快適で健康な冬場の室温は、21度以上なのです。日中だけでなく夜中や朝方も部屋は暖めておいた方がヒートショックを防ぐ意味でもおすすめします。

エアコンは切らない方がいい?

つけたままでいると、電気代がかかると言われていますが、エアコンで一番電気代がかかるのは、立ち上がる時です。寒い時にエアコンを入れて、設定温度になるまでが一番かかります。それ以降はそこまでかからない。立ち上がりの時の電気代は1時間に約5円、平常運転の時は1時間に約1.5円。それほど差があるのです。 そう考えると、1日の間に何度もつけたり消したりする方が電気代がかかるのは明白です。真冬の間は夜中や朝方の室温が下がっている時にかかりやすい急性疾患のリスクを避けるためにも、適切な室温を保持することのほうが大事だと考えます。

寒い家に住んでいると、他にも悪いことがある?

寒い家にずっといると、体温が下がってしまいます。いわゆる基礎体温、平熱と呼ばれているものです。基礎体温が低いと病気になりやすいので、できるだけ基礎体温はあげた方がいいのです。実は、体温には皮膚温度と深部体温があります。深部体温が39度以上になると、ウイルスや癌細胞まで死滅させる力を発揮します。深部体温は皮膚体温よりも1度から1.5度高いので、基礎体温が37度、深部体温が38度以上ある状態だと病気にならないと言われています。適切な体温を保つためには、食生活や運動とともに、室温は重要なのです。

健康にいいゼロ宣言の家

ゼロ宣言の家は断熱がいいだけでなく、蓄熱効果が高いので、一度温めた部屋の温度が下がりにくい家です。それは、暖房代にも影響してきます。 また、機械に頼らず快適な湿度に保つ調湿効果により、部屋の温度以上に暖かく感じ、暖房代を下げることもできます。 そして、使用する自然素材の力、その力をさらに活かす工法で、人の免疫力を高める家になっています。実際に、暖かい家に住むと、アトピーや花粉症などのアレルギーにもいい結果が出ています。室温が人に与える影響は大きいのです。

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